研究課題/領域番号 |
26830111
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
小林 信明 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター, 講師 (60468155)
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研究協力者 |
柴田 裕司 横浜市立大学, 大学院医学研究科・呼吸器病学教室, 非常勤診療医
新海 正晴 横浜市立大学, 大学院医学研究科・呼吸器病学教室, 准教授
工藤 誠 横浜市立大学, 附属市民総合医療センター・呼吸器病センター, 准教授
金子 猛 横浜市立大学, 大学院医学研究科・呼吸器病学教室, 教授
城田 英和 東北大学, 大学院医学研究科・腫瘍内科学教室, 講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | poly G ODN / 合成オリゴヌクレオチド / 抗癌免疫療法 / M1マクロファージ / 樹状細胞 / 抗腫瘍免疫 / 免疫療法 / 腫瘍免疫 / 抗腫瘍免疫活性 / poly-G ODN |
研究成果の概要 |
研究者らのグループはpoly-G ODNが腫瘍マウスモデルにおいて抗腫瘍免疫効果を有することを以前に報告した。本研究では、肺癌患者の末梢血または悪性胸水から単離されたヒト単核細胞を用いて、ヒトにおけるpoly-G ODNの免疫賦活作用を検証した。poly-G ODNはヒト検体においてもT細胞増殖およびIFN-γの産生を増強したが、その作用機序は単球におけるSTAT1のリン酸化を促進することでM1マクロファージへの分化を誘導するものであった。同定されたpoly-G ODNによる全く新しい機序を介した肺癌の新規抗癌免疫療法を確立するため、さらなる研究が進行中である。
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