研究課題/領域番号 |
26830116
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 兵庫医科大学 |
研究代表者 |
篠原 義康 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (60723509)
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連携研究者 |
辻村 亨 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (20227408)
佐藤 鮎子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (20419823)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 悪性中皮腫 / オートファジー / 細胞増殖 / 小胞体ストレス応答 / 細胞増殖、生存 / 抗がん剤抵抗性 |
研究成果の概要 |
本研究は、悪性中皮腫におけるオートファジーの役割を明らかにすることを目的として行われ、以下の成果が得られた。①悪性中皮腫細胞株では、正常中皮細胞や不死化中皮細胞株に比べてLC3の発現が高かった。②GFP-LC3発現悪性中皮腫細胞株を用いて、GFP-LC3(オートファゴソーム)を観察すると、GFP-LC3は、通常の培地による培養でも悪性中皮腫細胞内に観察された。飢餓培地では悪性中皮腫細胞内のGFP-LC3は増加した。③オートファジー阻害剤は、オートファジーを阻害し、悪性中皮腫細胞株の細胞増殖を抑制した。悪性中皮腫細胞では、恒常的にオートファジーが活性化し、細胞増殖に関与する可能性がある。
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