研究課題
若手研究(B)
XAGE1は肺腺癌に発現するがん精巣抗原であり、肺腺癌で約40%にその発現を認め、高い免疫原生を有している。本研究ではXAGE1に対する抗体反応を免疫バイオマーカーとして用い、肺腺癌の自然経過を前向き研究により観察した。XAGE1に対する潜在的な免疫応答を有する患者は、免疫応答がない患者と比較し、有意に生存期間の延長が認められた。(免疫応答あり:中央生存期間31.5ヶ月、免疫応答なし:15.6ヶ月 HR:0.53, P=0.006)。すなわち、進行期肺腺癌においてXAGE1抗体反応陽性患者は予後が著明に延長することが明らかとなった。
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