研究課題/領域番号 |
26830120
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 |
研究代表者 |
赤塚 明宣 公益財団法人がん研究会, その他部局等, 研究員 (30649364)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 分子標的治療 / ゴルジ体 / 小胞体ストレス / 抗がん剤 / 分子標的薬 |
研究成果の概要 |
我々は新規の抗がん物質M-COPAについて、独自の薬剤データベースを用い、ゴルジ体阻害剤BFAと類似した作用を示すと予測した。BFAは細胞に小胞体(ER)ストレスを起こす。M-COPAも同様に、培養がん細胞に対してERストレスを誘導した。担がんマウスを用いた実験では、M-COPAが良く効くヒト乳がん細胞株BSY-1に対し、M-COPAはERストレスを顕著に誘導した。さらに、M-COPAが効かないヒト結腸がん細胞株HT-29について、ERストレス抑制因子の発現を低下させると、M-COPA感受性となった。以上の結果から、M-COPAの抗がん作用にERストレス経路が関与することが示された。
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