研究課題/領域番号 |
26830138
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
システムゲノム科学
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
池田 隆 京都大学, iPS細胞研究所, 特定研究員 (60570752)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | xenospecific protein / xenospecific gene / reprogramming / 異種生物遺伝子 / 異種生物蛋白質 / 初期化 / リプログラミング / 遺伝子資源 / iPS細胞 / Wolbachia / 生殖異常 |
研究成果の概要 |
低分子化合物の中には細胞内の蛋白質との相互作用を介して初期化や分化に影響を与えるものが存在する。これらは初期化や分化の分子機構の解明やそれらを促進するのに有用だが、有効果化合物を同定するためには、通常非常に多くの化合物を試す必要がある。本研究では、化合物の代わりに非哺乳類生物蛋白質を用いたスクリーニングが可能であるという概念の証明実験を行った。例として細菌ボルバキアに特異的な遺伝子を30個選び出し、それらを初期化因子と一緒に哺乳類細胞に導入した。すると8/30という高確率で初期化効率に影響を与える因子が同定された。今回の結果は異種生物遺伝子が様々な細胞状態の制御に利用できる可能性を示唆する。
|