研究課題/領域番号 |
26830143
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 帝京科学大学 (2016-2017) 信州大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
江田 慧子 帝京科学大学, 教育人間科学部, 講師 (90648461)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | チャマダラセセリ / 野焼き / ミツバツチグリ / キジムシロ / 2化 / 半自然草原 / 部分2化 / 累代飼育 / 有効積算温度 / 発育零点 / 採草地管理 / 生息域外保全 / 生息域内保全 |
研究成果の概要 |
チャマダラセセリPyrgus maculatusは,鱗翅目セセリチョウ科に属する草原性のチョウで,現在日本で最も絶滅が危惧されているチョウの1種である.長野県木曽町と岐阜県高山市の生息地において,採草地での野焼きと裸地率の関係や,産卵場所の選好性と草地管理の方法との関係などを調査し,2年に1回の火入れと採草が本種の生活様式に適した草原環境を生み出していたことがわかり,人間の伝統的な土地利用と本種の共存メカニズムを明らかにした.室内飼育実験から有効積算温度定数,発育零点および休眠の臨界日長条件を解明し,また生息域外保全に必要な交尾技術を確立した.さらに韓国での調査を行った。
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