研究課題/領域番号 |
26830145
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物資源保全学
|
研究機関 | 鳥取大学 (2016) 福岡教育大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
唐澤 重考 鳥取大学, 地域学部, 教授 (30448592)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 外来種 / 遺伝的多様性 / ワラジムシ類 |
研究成果の概要 |
約16,000個体の標本データに基づき日本におけるワラジムシ亜目の分布データベースを構築した.また,このデータに基づき外来種オカダンゴムシの日本における分布制限要因を調べた結果,その分布には最寒月の気温が大きく影響していることが明らかとなった.加えて,日本に侵入したオカダンゴムシのmt DNAのCOI領域に5つの遺伝子型があることを明らかにし,本種は5つの原産地から持ち込まれたことを示唆した.さらに,琉球列島の4島(奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島)のワラジムシ相調査,および,福岡県宗像市の草地における群集生態学的調査から,現在のところ外来種による在来種の排他現象は生じていないと考えられた.
|