研究課題/領域番号 |
26840038
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
秋枝 さやか 宮崎大学, フロンティア科学実験総合センター, 助教 (20549076)
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連携研究者 |
伊達 紫 宮崎大学, 理事 (70381100)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | マクロファージ / 肥満 / 生理活性物質 / エネルギー代謝調節 / グアニリン / 脂肪細胞 / 生理活性ペプチド |
研究成果の概要 |
申請者らが作出したマクロファージ特異的グアニリン/GC-Cダブルトランスジェニックラット(dTg)は高脂肪食に耐性を示す。本研究では、dTgラットから採取したグアニリン/GC-C発現マクロファージの炎症性マーカー(M1)を検討したところ、高脂肪食を摂取してもM1マーカーの発現が低いことが認められた。また、グアニリン/GC-C発現マクロファージは飽和脂肪酸によりグアニリンおよびGC-Cの発現が増加し、脂肪酸に対して走化性が高いことから、グアニリン/GC-C発現マクロファージは脂肪酸に特異的な性質を持ち、炎症を阻止する機構が作動することで、慢性炎症や肥満を制御している可能性が示唆された。
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