研究課題/領域番号 |
26840082
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
田中 翼 熊本大学, 発生医学研究所, 助教 (00392027)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 生殖細胞 / エンドサイトーシス / 卵黄タンパク / 細胞極性 / RNA局在 / 小胞輸送 |
研究成果の概要 |
生殖細胞は生命の連続性を維持する上で不可欠な細胞系列である。多くの動物で生殖細胞の決定は、生殖質とよばれる特殊な細胞質領域に制御される。私たちは以前、ショウジョウバエの卵母細胞後端で局所的に活性化されるエンドサイトーシスにより生じる細胞内小胞が生殖質形成に必須の役割を果たすことを明らかにした。本研究では、卵黄タンパク受容体Yolklessに注目して解析を行った。その結果、卵黄タンパクの取り込みにより生じる細胞内小胞が卵母細胞の極性形成、および生殖質形成を制御することが明らかとなった。本研究により得られた成果は、胚発生時の栄養素として卵黄タンパクを利用する幅広い動物種に適応できると予想している。
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