研究課題
若手研究(B)
本研究ではカタユウレイボヤの脳におけるペプチドミクスデータに基づき、イメージングMSを用いて多種神経ペプチドの分布を明らかにした。本研究ではさらに、神経細胞で蛍光タンパクを発現するトランスジェニックホヤの脳切片と情報処理的操作を併用した高解像度イメージングMS解析法を新たに開発し、通常の組織学では難しい4つの神経ペプチドの多重検出を細胞レベルの解像度で達成した。さらに高解像度イメージングMSの結果は、神経ペプチドの特異的抗体による免疫染色と類似する結果となったことから、この方法により高精度でペプチドの分布を解析できることが示唆され、脳内マッピングのための基盤が形成された。
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