研究課題/領域番号 |
26840114
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 東京大学 (2015-2017) 国立遺伝学研究所 (2014) |
研究代表者 |
赤松 由布子 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (50381661)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | リボソームRNA遺伝子 / DNA複製 / ゲノム安定性 / RNA poymerase I / 転写 / ゲノム不安定性 / rRNA遺伝子 / DNA複製阻害点 |
研究成果の概要 |
DNA複製と転写は両者ともゲノムDNAを鋳型として新生DNA鎖またはRNA鎖を合成する。しかしS期に発現している遺伝子領域において、転写中のゲノムDNAがどのように複製されるのかについてはあまり理解されていない。本研究では、S期でも転写活性の高いリボソームRNA遺伝子(rDNA)に着目しこの問題に取り取り組んだ。その結果、rDNAの3’領域ではRNA polymerase Iの転写終結配列にTTF1が結合して、転写の下流からコーディング領域に侵入するDNA複製の進行を阻害するReplication fork barrier (RFB)として機能し転写と複製の衝突を阻害していることが示唆された。
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