研究課題/領域番号 |
26840127
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 広島大学 (2015-2016) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
中野 隆文 広島大学, 教育学研究科, 特別研究員(PD) (50723665)
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研究協力者 |
西川 完途 京都大学, 大学院人間・環境学研究科, 准教授 (10335292)
Dujsebayeva Tatjana カザフスタン教育科学省, 動物学研究所, 上席研究員
Jeratthitikul Ekgachai マヒドン大学, 理学部, 講師
Lai Yi-Te 国立台湾大学, 生命科学研究院, 研究員
Meyer-Rochow Victor Benno 八丈島地熱館, 発光生物研究所, 上席研究員
Nguyen Son Truong ベトナム科学技術院, 生態生物資源研究所, 研究員
Nguyen Tao Thien ベトナム科学技術院, ベトナム国立自然博物館, 研究員
Panha Somsak チュラーロンコーン大学, 理学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 東アジア / 東南アジア / ヒル類 / 新種 / 再検討 / 胃通管 / 系統分類 / 国際研究者交流(タイ) / 国際研究者交流(シンガポール) / ヒル / 分子系統 / 国際研究交流 / ベトナム |
研究成果の概要 |
陸棲捕食性ヒル類の,東アジアに分布するクガビル科と東南アジアに分布するイツウコウビル科について,その種多様性・分類学的地位・進化史を解明するべく系統分類学的研究を行った.クガビル科については,日本各地より新たに採集した標本に基づいて7種を新種として記載すると共に,体環様式・性成熟サイズなどの形質状態の進化を明らかにした.加えて,クガビル類に見られる「胃通管」と呼ばれる器官が,交接時に精包を受け取る機能を有することを明らかにした.イツウコウビル科については,既知種のタイプ標本の再検討と新たに得られた標本の検討によって,科の分類学的地位について新たな知見を得ることが出来た.
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