研究課題/領域番号 |
26840128
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 龍谷大学 (2016) 京都大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
佐藤 博俊 龍谷大学, 科学技術共同研究センター, 博士研究員 (10635494)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 多様性 / 菌類 / 共生 / DNA / 系統 / 菌根 / 熱帯 / メタゲノム / 植物 |
研究成果の概要 |
外生菌根菌は、低緯度地域よりも高緯度地域に多様性のピークがあるとされており、このようなパターンが生まれる原因はよく分かっていなかった。私は、外生菌根菌では共生樹種の転換が多様化のきっかけになったのではないかと考え、オニイグチ属菌を用いて、分子系統学的なアプローチからこの仮説の検証を行った。この研究の結果から、オニイグチ類は、共生種種の転換、とりわけ、北半球温帯域に広く分布するブナ科・マツ科樹種に宿主転換することで、急速にその分布域を拡大し、異所的種分化が促進される形で急速に多様化したことが示された。この研究を通して、オニイグチ属菌をはじめとした外生菌根菌の多様化の起源が明らかになってきた。
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