研究課題/領域番号 |
26840131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 東海大学 (2016) 総合地球環境学研究所 (2014-2015) |
研究代表者 |
武藤 望生 東海大学, 生物学部, 講師 (50724267)
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連携研究者 |
石川 智士 総合地球環境学研究所, 教授 (40433908)
本村 浩之 鹿児島大学, 総合研究博物館, 教授 (90433086)
武島 弘彦 総合地球環境学研究所, 特任助教 (50573086)
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研究協力者 |
武藤 文人 東海大学, 海洋学部, 准教授
Babaran Ricardo P. フィリピン大学, 教授
柿岡 諒 国立遺伝学研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 南シナ海 / 更新世 / 系統地理 / 魚類 / ミトコンドリアDNA / マイクロサテライト / 種分化 / 二次的接触 |
研究成果の概要 |
南シナ海における海産魚類の多様性形成過程解明を目的に研究を行った.18種の海産魚類を対象に,mtDNA部分塩基配列の遺伝子系統樹を作成したところ,2系統を含む種と1系統のみの種に分けられた.前者は,更新世の氷期-間氷期サイクルにともなう海水準変動によって隔離された分集団が,現在南シナ海において分布を重複させているものと推測された. mtDNAが2系統に分離する種の一部において,マイクロサテライト多型解析により核ゲノムの分化を検証したところ, 2系統に対応する分化がみられた.これらは繁殖を異にする別種とみるべきである.前述のプロセスが種の多様性にも寄与してきたことが明らかとなった.
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