研究課題/領域番号 |
26840137
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
鈴木 紀之 立正大学, 環境科学研究所, 客員研究員 (00724965)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 繁殖干渉 / 種分化 / 生殖隔離 / ニッチ分割 / 多回交尾 |
研究成果の概要 |
本研究では、あるメスが同種オスと他種オスの双方と交尾したときに、同種オスの精子が卵の受精に使われる現象(同種精子優先)が近縁種間の共存に与える影響について調べた。ジェネラリストのナミテントウとスペシャリストのクリサキテントウを用いて交尾行動の観察を行なった。その傾向をもとに、数理モデルを作成し、両種の個体群動態を解析した。その結果、たとえ同種精子優先のメカニズムが備わっていたとしても、種間で交尾行動が生じる場合は、両種の共存が妨げられることが分かった。本研究の成果は、同種精子優先が繁殖干渉のコストを軽減し、共存を促進するという従来の考えとは異なっている。
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