研究課題
若手研究(B)
種間交雑が認められているカシワとミズナラ合計45個体において根に共生する菌根菌群集を個体ごとに解析し、菌根菌群衆に個体変異があることを明らかにした。またRAD法によって供試植物個体のSNPマーカーを網羅的に解析し、植物個体ごとの遺伝的組成を明らかにした。これらのデータから各植物個体の遺伝的組成と共生する菌根菌群集との関連を解析したところ、植物個体の遺伝的組成が似ているほど担子菌類の種組成が似ていたが、子嚢菌類に関しては傾向は見られなかった。このことから、外生菌根を形成する担子菌類の共生はホスト植物の遺伝子との関連が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件、 オープンアクセス 1件)
Molecular Phylogenetics and Evolution
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120005733220