研究課題/領域番号 |
26840157
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然人類学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
高橋 遼平 山梨大学, 総合研究部, 助教 (40728052)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 先史人類 / ancient DNA / イノシシ / ブタ / 島嶼地域 / 動物考古学 / Ancient DNA / 家畜化 / 琉球列島 / 古代DNA解析 / イノシシ・ブタ / 先史人類学 / 家畜化研究 |
研究成果の概要 |
太平洋の島々への先史人類の移動と適応を探るため、先史人類に食料として運搬される機会が多かったイノシシ・ブタのDNAを解析した。琉球列島の野生イノシシであるリュウキュウイノシシは全ての島の個体が遺伝的に近く、同一系統に由来する事が示唆された。しかし琉球列島の先史遺跡を対象とした古代DNA解析では、リュウキュウイノシシと異なる系統に属す個体が検出された。これらから、琉球列島では先史時代にイノシシ属を伴う人類の移動があった可能性が考えられた。先史人類の移動の経路や時期を探るため琉球列島の周辺地域の遺跡出土試料の古代DNA解析も試みたが、試料の状態が悪くDNAを増幅できなかった。
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