研究課題/領域番号 |
26850012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
提箸 祥幸 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター作物開発研究領域, 主任研究員 (20414617)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | イネ / 低温順化 / 低温ストレス耐性 / 熱ショック蛋白質 / Sucrose |
研究成果の概要 |
イネ幼苗が低温順化処理により低温耐性を獲得することを多くの品種を用いて確認した。メタボローム解析により、イネは低温順化処理により糖類およびアミノ酸類を高蓄積することを明らかにした。また、トランスクリプトーム解析では熱ショック関連遺伝子の発現が増加していたことから、熱ショック転写因子HsfA2cを過発現させ下流の熱ショック蛋白質遺伝子を網羅的に発現するイネを作出した。このイネは幼苗期および穂ばらみ期において原品種よりも低温耐性が優れていた。これらのことから、イネの低温順化には、適合溶質や熱ショックなど複数の機構が関与していることが考えられた。
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