研究課題
若手研究(B)
交信かく乱法は、作物害虫に対する環境保全型の総合防除体系を構築するための基盤技術であるが、露地栽培においては効果が安定しない事例が散見される。本研究の結果、効果が不安定である理由の一つとして、施用地域の地形が挙げられ、尾根では効果が低く盆地では効果が高いことが統計的に示された。従って、地形に応じて合成性フェロモン剤の施用量を変化させることで、対象地域全体における交信かく乱法の効果を最大化できる可能性があることが示唆された。
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