研究課題/領域番号 |
26850035
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
八島 未和 (松島未和 / 八島 未和(松島未和)) 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 講師 (60527927)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 窒素無機化 / 水田土壌 / 地球温暖化 / 高濃度二酸化炭素環境 / 土壌炭素 / 土壌窒素 / 炭素無機化 / 高濃度二酸化炭素 / 肥沃度 / 水田 / モデル / FACE / メタン / 大気二酸化炭素濃度 / 開放系圃場 / 地力窒素 / イオン交換樹脂 / 予測モデル |
研究成果の概要 |
地球温暖化を模倣した原位置加温、高CO2処理、窒素無施用処理を6年行った実験水田圃場の土壌を調査した結果、統計的有意な地力窒素の減少は見られなかった。一方、易分解性の土壌炭素は、高CO2処理が継続すると減少すると判明した。これは、大気CO2濃度の上昇が土壌炭素の蓄積に対して、負の影響を及ぼすことを示唆していると考えられた。また、圃場の有機物管理は、土壌炭素や窒素無機化に対し大気CO2濃度や窒素肥料などよりも大きな影響を持つことが示唆された。 地球温暖化に伴う地温の上昇は地力窒素発現量を増加するが、その量は従来の反応速度論や有効積算温度に基づく式により、十分な精度で予測可能なことが分かった。
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