研究課題
若手研究(B)
ゴードスポリンはStreptomyces sp. TP-A0584株の生産する二次代謝産物であり、放線菌に対して抗菌活性や、形態分化と二次代謝の誘導活性を示す。これまでにゴードスポリンはFfhを標的とする前例のない機構で作用することが示唆されていたが、その詳細は不明であった。本研究では、Ffh蛋白質の結晶構造解析を目指し、結晶化条件のスクリーニングを行った。また、組換蛋白質を用いたプルダウンアッセイや表面プラズモン共鳴によって、ゴードスポリンとFfhの相互作用を解析し、ゴードスポリンがFfhに結合することを生化学的に示した。これらの結果より、ゴードスポリンがFfhを標的とすることが示唆された。
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Chembiochem
巻: 17 号: 3 ページ: 218-223
10.1002/cbic.201500541
120006313535
http://microbial-potential.bt.a.u-tokyo.ac.jp/