研究課題/領域番号 |
26850054
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
遠藤 明仁 東京農業大学, 生物産業学部, 准教授 (90445685)
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研究協力者 |
善藤 威史 九州大学, 農学研究科, 助教 (50380556)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フルクトフィリック乳酸菌 / 養蜂 / プロバイオティクス / 比較ゲノム / 環境適応 / 乳酸菌 / 食糧生産 / 抗菌物質 |
研究成果の概要 |
ミツバチ消化管より、最優勢菌の一つであるフルクトフィリック乳酸菌を見出した。このフルクトフィリック乳酸菌は花や果物にも生息している乳酸菌で、フルクトースが豊富な環境に遺伝子レベルで適応・進化していることを明らかにした。この乳酸菌の中より、ミツバチ幼虫の重篤な感染病である腐粗病を引き起こす病原性細菌に対して特異的に殺菌効果を示す菌株を見出し、その有用性について研究を行った。ミツバチは農作物生産のために重要な花粉媒介昆虫であるが、近年そのコロニー数は漸減しており、将来的な食糧危機に拍車をかける恐れがある。本研究成果はミツバチ幼虫を病気から救うことで、間接的に食糧の安定供給に寄与する可能性がある。
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