研究課題/領域番号 |
26850082
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山下 陽子 神戸大学, 農学研究科, 特命助教 (10543796)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 重合ポリフェノール / 消化管ホルモン / GLP-1 / インクレチン / 血糖調節効果 / カテコールアミン / プロシアニジン / テアフラビン / 時計遺伝子 / 消化管 / 血糖上昇抑制 |
研究成果の概要 |
重合ポリフェノールのインクレチン効果解明を行った。重合ポリフェノールとしてプロシアニジン高含有組成物を明期にマウスに投与すると、投与一時間後に血中GLP-1とアディポネクチンの分泌が促進することを明らかにした。この効果は、投与するタイミングによって異なり、暗期では弱くなった。このことから、GLP-1によるインスリン分泌促進が時計遺伝子の位相を前進させていること可能性が示唆された。また、テアフラビンを投与するとカテコールアミンの分泌も促進していた。つまり、重合ポリフェノールは消化管を初発段階として、腸管ホルモンやカテコールアミンの分泌を促進して、糖代謝の改善に寄与している可能性を見出した。
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