研究課題
若手研究(B)
本研究では、醸造酒のジペプチドを中心とする低分子オリゴペプチドの分析方法を超高速液体クロマトグラフィー-質量分析装置(UHPLC-MS)を用いて開発した。清酒のオリゴペプチドの発生源の多くは米タンパク質と考えられることから、米の主要なタンパク質であるグルテリンについて、そのサブタイプごとに、イムノブロット法と免疫蛍光染色法を用いて米粒内局在を明らかにした。グルテリンが醸造工程中に分解される様子を確認した。2次元ガスクロマトグラフィー飛行時間型質量分析装置やキャピラリー電気泳動装置を用いたメタボロミクスにより吟醸酒の低分子オリゴペプチド関連化合物が吟醸酒の品質と正に相関することが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 5件) 備考 (2件)
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