研究課題/領域番号 |
26850101
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
松下 通也 国立研究開発法人森林総合研究所, 林木育種センター, 主任研究員 (70624899)
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研究協力者 |
星崎 和彦 公立大学法人・秋田県立大学, 生物資源科学部, 准教授 (30322655)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 樹木群集 / 落葉分解 / 機能的形質 / 散布カーネル / 統合的モデリング / 群集構造 / 空間補間 / ベイズ推定 |
研究成果の概要 |
本研究では、毎木調査による樹木個体データ(個体位置・サイズ・形質)と、林床に設置したリタートラップによる落葉の現存量と樹種構成のデータ、さらにリターバックによる落葉分解実験とを組み合わせることにより、樹木群集における葉の生産・散布・分解過程の統合的な推定を目的とした。本研究の結果、落葉リターの量と樹種構成は、森林群集における各樹種の空間分布パターンと落葉散布パターンに強く規定され、林床の局所レベルの落葉プールは2~3樹種程度で優占されていることが明らかとなった。さらに、多数の樹種による落葉リターの混合は、林分内の分解速度の空間的な不均一性を緩和するよう作用する可能性が示唆された。
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