研究課題/領域番号 |
26850105
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人森林総合研究所 |
研究代表者 |
藤井 一至 国立研究開発法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (60594265)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 土壌酸性化 / 有機物動態 / 熱帯林 / 土壌有機物 / 土地利用変化 / インドネシア / アブラヤシ農園 / 火災 |
研究成果の概要 |
熱帯林の火災後に拡大した草原や人工林で深刻化している土壌酸性化を緩和できる土地利用技術を提案するため、中和剤として働く土壌有機物量に対する土地利用変化の影響を解明した。インドネシア・東カリマンタン州の熱帯林において異なる土地利用条件を比較した結果、短期的にはチガヤ草地、長期的には二次林における土壌有機物量の回復が最も大きいことを解明した。土壌中の窒素の形態変化(硝酸化成)に伴う酸発生量は、アカシア二次林、油やし農園で高かった。以上の結果をもとに土地利用シナリオを検討し、短期的にはチガヤ草地、長期的には自然二次林(アカシアを除く)が最も土壌酸性化の緩和に有効な休閑植生であることを解明した。
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