研究課題/領域番号 |
26850107
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
澤田 圭 北海道大学, 農学研究院, 講師 (10433145)
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研究協力者 |
佐々木 義久 北海道大学, 大学院農学研究院, 技術職員
斎藤 のぞみ 北海道大学, 大学院農学院, 大学院生
高梨 隆也 北海道立総合研究機構, 林産試験場, 研究職員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 釘接合 / 荷重変位曲線 / 腐朽範囲 / 接合寸法 / 多数本釘打ち / 錆 / 初期剛性 / 終局荷重 / 単位釘接合 / 荷重-変位曲線 / 終局耐力 / せん断性能 / 腐朽 / 釘腐食 / 繰り返し加力 / 材厚 / 加力方向 / 釘引抜き性能 / めり込み性能 / 腐食 / 質量減少率 / 釘径変化率 |
研究成果の概要 |
木材に腐朽処理を施して釘引抜き試験、木材のめり込み試験、単位釘接合試験、多数本の釘を用いた釘接合試験を行った。木材の腐朽度と釘の腐食度から釘接合部の残存引抜き耐力を推定することができた。また釘引抜き耐力よりもめり込み強度の方が腐朽の影響を大きく受けることが明らかとなった。単位釘接合試験より、主材および側材内の健全部長さの合計が小さくなると釘接合部の終局耐力は低下した。主材と側材間に腐朽部があるときに初期剛性は低下した。多数本釘打ち接合部の一面せん断試験では、終局耐力の低下よりも初期剛性の低下が著しかった。腐朽程度と変形レベルに応じた釘接合部のせん断抵抗メカニズムを明らかにすることができた。
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