研究課題/領域番号 |
26850108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
ロジャース 有希子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 構造材料研究部門, 主任研究員 (90726530)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヘミセルロース / キシラン / グルコマンナン / カードラン / 架橋 / ゲル / 多糖 / 化学架橋 / ヒドロゲル / オルガノゲル / 桂皮酸 / フィルム |
研究成果の概要 |
高分子多糖類を原料とした高強度材料の開発を目的とし、植物由来のヘミセルロースであるキシランやグルコマンナン、微生物産生のカードランの化学架橋による高強度化を試みた。とくに、カードランの化学架橋により、小さな力で変形可能で、90%以上の圧縮後も破断されない上、元の形に回復するという特性を持った、非常に変形性に富む柔らかくしなやかな自立ヒドロゲルが得られた。またヒドロゲル中の多糖水酸基をエステル化することで、有機溶媒中で膨潤可能なオルガノゲルを得ることにも成功した。多糖由来の柔らかくて強い材料の開発につながると期待される。
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