研究課題/領域番号 |
26850123
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
加藤 亜記 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (00452962)
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研究協力者 |
馬場 将輔 公益財団法人海洋生物環境研究所, 中央研究所, 所長代理 (50541059)
吉田 吾郎 国立研究開発法人水産総合技術センター, 瀬戸内海区水産研究所, グループ長 (40371968)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 無節サンゴモ / 地球温暖化 / 磯焼け / 藻場 / 石灰藻 / サンゴモ平原 / 水温上昇 / 温暖化 |
研究成果の概要 |
近年,黒潮流域で藻場の衰退や磯焼け域の拡大が報告されている。磯焼け域を代表する海藻の無節サンゴモについて,藻場から磯焼け域に分布する種の分類学的定義および藻場の環境変化に伴う出現種を明確にするため研究を行った。瀬戸内海西部から高知県南西岸および周辺海域から日本新産種2種を含む11属21種と多数の未同定種を確認した。とくに,ヒライボ,ミナミイシモは両種のタイプ標本やタイプ産地の標本の検討により,それぞれの種がさらに2種に分類できた。調査地において熱帯性の無節サンゴモは熱帯性ホンダワラ類が確認された海域より南の海域で確認された。これは無節サンゴモの成長と分散の遅さによると思われる。
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