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マガキから見出された細菌特有の適合物質エクトインの蓄積機構と生理的意義の解明

研究課題

研究課題/領域番号 26850134
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水圏生命科学
研究機関福井県立大学

研究代表者

細井 公富  福井県立大学, 海洋生物資源学部, 准教授 (70410967)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワードエクトイン / 浸透圧適応 / マガキ / 適合物質 / 塩分適応 / 軟体類 / ヒドロキシエクトイン
研究成果の概要

LC-MS/MSによるエクトインの分析法を確立し、本法によりマガキがエクトインを蓄積していることが明らかとなった。また、マガキには、細菌類には見られないエクトインの構造類縁体が複数存在していることが示された。細菌類の既知生合成酵素遺伝子がマガキから検出されなかったことから、マガキには未知のエクトイン生合成経路が存在する可能性がある。さらに、様々な海洋無脊椎動物がエクトイン類縁体を蓄積していることが明らかとなった。これらの組織蓄積量は適合物質として有意な濃度であることから、様々な海洋無脊椎動物において、エクトイン類縁体が浸透圧をはじめとしたストレス適応のために利用されていることが示唆された。

報告書

(4件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2016 2015

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] マガキに蓄積するエクトイン類縁体の定量2016

    • 著者名/発表者名
      細井公富・安井葉月・水田尚志・横山芳博
    • 学会等名
      日本水産学会中部支部大会
    • 発表場所
      福井県立大学(福井県小浜市)
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] マガキから検出されたエクトイン類縁体2015

    • 著者名/発表者名
      細井公富、安井葉月、水田尚志、横山芳博
    • 学会等名
      日本水産学会
    • 発表場所
      東北大学(宮城県仙台市)
    • 年月日
      2015-09-22
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2018-03-22  

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