研究課題/領域番号 |
26850151
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
|
研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
濱上 邦彦 岩手大学, 農学部, 准教授 (20571699)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 閉鎖性水域 / 水生植物 / 溶存酸素 / 熱対流 / 水中照度 / 栄養塩類 / 流体交換 / 水質観測 / 溜池 / アオコ / 藍藻類 / 水温成層 / 沈降速度 / 貧酸素化 / 現地観測 |
研究成果の概要 |
本研究では,閉鎖性水域における水生植物を用いた水質浄化法において,適切な水生植物の管理手法を確立するための基礎的データとなる実水域における水質挙動を現地観測を基に検討した.その結果,DOの測定結果に関しては植生の繁茂によって日中の光合成によりDO量増加が抑制されること,またその抑制効果は植生の密生度が増加すると大きくなることがわかった.そして日射の無い夜間では植生部と水面部で値がほぼ同程度になることから,日サイクルの流体交換が行われていることが示唆された.また,水生植物の繁茂率と水質項目との関係を検討した結果,水質濃度は植生繁茂率と負の相関を持つことがわかった.
|