研究課題/領域番号 |
26850155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
廣野 祐平 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 果樹茶業研究部門茶業研究領域, 主任研究員 (10391418)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 一酸化二窒素 / 茶 / 土壌 / 一次反応式 / 物質動態モデル / ベイズ推定法 |
研究成果の概要 |
本研究では、高頻度の一酸化二窒素(N2O)のモニタリング手法と統計的手法によるパラメータ推定法を組み合わせることにより、茶園土壌からのN2O発生量に及ぼす環境要因の影響を明らかにし、N2O発生量を推定する基礎モデルを構築することを目的とした。茶園土壌からのN2Oフラックスは、土壌中の無機態窒素濃度の消長に大きく依存するとともに、土壌水分量の変化に対して急激に反応した。本観測結果を用いたパラメータ推定の結果、硝化由来のN2O発生量が大部分を占めた。また、推定されたパラメータを用いて、過去の調査で得られたN2O発生量を予測したところ、実測値をよく再現したことから、推定結果の妥当性が確認された。
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