研究課題/領域番号 |
26850160
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
北澤 裕明 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 食品研究部門 食品加工流通研究領域, 主任研究員 (20455306)
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研究協力者 |
久徳 康史 中央大学, 研究開発機構, 准教授 (70569706)
檀 一平太 中央大学, 理工学部, 教授 (20399380)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 損傷限界曲線 / 青果物 / 損傷 / 購買行動 / 衝撃 / 損傷評価 |
研究成果の概要 |
工業製品の損傷が「故障」といった明確な判断基準を以って定義することが可能である一方で、青果物における損傷の判断基準は曖昧であり、その定義において、「買う」/「買わない」といった消費者の購買行動の要因を加味する余地があると考えられた。そこで本研究では衝撃の印加によって損傷させたリンゴ果実を対象として、消費者が許容する損傷程度が想定販売価格によってどのように変化するのかを調査した。その結果、果実の損傷面積が一定以上の場合、消費者が妥当であると判断する販売想定価格も一定となり、必ずしも大幅に低下する訳ではないことが明らかとなった。この結果は、緩衝包装および販売価格設定の最適化に貢献できる。
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