研究課題
若手研究(B)
グレリンは、成長ホルモン分泌促進作用を有することから、泌乳牛においては増乳効果が期待できる。泌乳牛において血漿グレリン濃度は、脂肪酸の摂取によって高まることを明らかにしてきた。しかしながら、乳牛が摂取する飼料に含まれる脂肪酸は複数種の脂肪酸によって構成されており、どの脂肪酸がグレリン分泌促進作用を有するかは明らかでない。本研究では乳牛に様々な油脂サプリメントを給与したところ、C8:0などの中鎖脂肪酸が血漿グレリン濃度を増加させることを明らかにした。また、十二指腸内へ単体脂肪酸注入を行って吸収部位への直接刺激によるグレリン分泌応答を検討したが、明瞭な反応は見られなかった。
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Journal of Animal Science
巻: 93 ページ: 2778-2784
巻: accepted