研究課題/領域番号 |
26850172
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 (2016) 国立研究開発法人農業生物資源研究所 (2014-2015) |
研究代表者 |
中井 美智子 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 動物機能利用研究領域, 研究員 (30442825)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 顕微授精 / ブタ / 卵活性化 / PLCzeta / ICSI / 受精 |
研究成果の概要 |
卵細胞質内精子注入(ICSI)法は有用な生殖補助技術だが、ブタではICSI後の卵(ICSI卵)の受精効率が低い。本研究では、その原因が卵活性化誘起不全にあると考え、精子が有する卵活性化誘起因子PLCzetaを用いた生理的な卵活性化誘起法を開発することによる改善を目指した。その結果、精子のPLCzeta保有量不足がICSI後の卵活性化誘起の失敗の原因であると明らかとなった。そして、ブタPLCzeta mRNAのブタICSI卵への注入により、効率的に卵活性化を誘起することができ、受精率の飛躍的な改善が認められた。ブタPLCzetaタンパク質による卵活性化誘起についても引き続き取り組んでいく。
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