研究課題/領域番号 |
26850176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
萩 達朗 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 畜産研究部門 畜産物研究領域, 主任研究員 (00510257)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 乳酸菌 / カロテノイド / トランスクリプトーム / メタボローム / 酸化ストレス / 微生物 / 発現制御 / ストレス |
研究成果の概要 |
Enterococcus gilvusを用いて、乳酸菌のカロテノイドを中心とした酸化ストレス応答機構を解明するため、好気培養(酸化ストレス)によって影響を受ける遺伝子群および代謝産物をトランスクリプトームおよびメタボローム解析で探索した。菌株を好気培養した結果、アセチルCoAからメバロン酸を経てカロテノイド合成に繋がるイソプレノイド合成経路の遺伝子群の発現量が増加し、代謝産物についても、アセチルCoA合成に関与する代謝産物の増加が認められた。これらの結果、酸化ストレスによって活性化されるイソプレノイド合成経路は、乳酸菌の酸化ストレス応答機構の一部として重要な役割を担っていることが示唆された。
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