研究課題/領域番号 |
26850196
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
北口 公司 岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (50508372)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 食物繊維 / 食物アレルギー / 抗原提示 / 炎症 / アレルギー |
研究成果の概要 |
近年,食物アレルギーの患者数は増加しており,その症状を緩和する食品成分が切望されている。水溶性食物繊維であるペクチンはアレルギー応答を調節する食品成分であることが示唆されている。しかしながら,その効果や機序など不明な点が多い。本研究では,ペクチンを食物アレルギーモデルマウスに摂取させ,予防および治療効果を調査した。その結果,ペクチン摂取により血中IgG1濃度とアレルゲン特異的抗体価の上昇が抑制され,アレルギー性の下痢症状が緩和されることが判明した。ペクチンは抗原提示細胞に作用することでアレルギー性の炎症を抑制している可能性が示唆された。
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