研究課題/領域番号 |
26850197
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
柴田 早苗 岐阜大学, 応用生物科学部, 准教授 (20588917)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 犬 / アミノ酸輸液 / 周術期低体温 / 周術期 / 骨格筋 / オクトレオチド / 犬骨格筋細胞 / アミノ酸 / インスリン |
研究成果の概要 |
麻酔下の犬にアミノ酸輸液すると、インスリン分泌が亢進するとともに、麻酔中の体温低下が軽減した。インスリン分泌を抑制した犬にアミノ酸輸液を実施すると、麻酔中の体温低下軽減効果が減弱したことから、アミノ酸輸液の体温低下軽減効果には、インスリンが関与していると考えられた。また、アミノ酸輸液によって肝臓および骨格筋においてAkt-mTOR経路の活性化が認められ、肝臓ではインスリン介在性に、骨格筋では非介在性にAkt-mTOR経路が活性化されることが示唆された。予定手術症例にアミノ酸輸液を実施したところ、その効果は限定的であり、周術期低体温軽減効果は十分ではなかった。
|