研究課題
若手研究(B)
本研究では,外部刺激応答性固体表面の開発を目的として.外部刺激に対して可逆的応答を示す分子骨格の構築に成功した.ヒドラジノヘリセン型ビアクリジン誘導体TBAの酸塩基刺激による可逆的電子移動不均化反応を見出し,その詳細を明らかにした.また,ジブロモアザアントラセンの一段階環化二量化により,スリット構造という新規三次元パイ電子系分子シクロビスアザアントラセンを高収率で得た.分子内N-N結合形成によりヒドラジノビスアンテン類に変換した.ヒドラジノビスアンテン類が良好な電子ドナー骨格であることも見出した.
すべて 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Chem. Eur. J.
巻: 22 号: 2 ページ: 663-671
10.1002/chem.201504144
Chem. Lett.
巻: 44 号: 9 ページ: 1229-1231
10.1246/cl.150498
130005096898
Chemical Science
巻: 印刷中 号: 7 ページ: 4160-4173
10.1039/c5sc00946d
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150522-2/index.html