研究課題/領域番号 |
26860009
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
長友 優典 東京大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (70634161)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 直截的変換反応 / 全合成 / 光化学反応 / 不斉アルキニル化反応 / ラクタシスチン / 20Sプロテアソーム阻害活性 / ザラゴジン酸C / 高脂血症治療薬 / 光反応 / C(sp3)-H直接官能基化 / フローリアクター / 発光ダイオード / オオムラリド / 青色発光ダイオード |
研究成果の概要 |
殆ど全ての有機化合物に含まれるC(sp3)-H結合を標的とする直接変換反応に着目し、合成をより直截的に高効率化する新手法・新戦略の開発を目指した。具体的には、極めて反応性の高い電子不足なオキシルラジカルを利用して、標的分子上のC(sp3)-H結合から化学選択的に水素原子を引き抜き、生じる活性な炭素ラジカル種を適切なラジカル受容体で捕捉し、標的分子にC(sp3)-C結合を構築した。 まず、キラルなエチニルスルホキシイミンを用いることで初のラジカル的不斉C-Hアルキニル化反応を達成した。また、C(sp3)-H直接変換反応をラクタシスチンおよびザラゴンジン酸Cの合成戦略へ展開しその全合成を達成した。
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