研究課題
若手研究(B)
6配位型グロビンタンパク質であるニューログロビン(Ngb)及びサイトグロビン(Cgb)は様々な障害からの細胞保護作用を有している。申請者は『新たな創薬ターゲットとなり得るNgb・Cgbの機能発現メカニズム』を明らかにすることを目的に種々アプローチを試みた。その結果、CgbがO2・-消去活性、ONOO-産生抑制活性を有していることを世界で初めて明らかにした。さらに、Ngbの第6配位子である遠位Hisの存在がO2・-消去活性を減弱させていること、ある種の低分子の存在下では配位状態が変化して活性が上昇することを見出した。以上、Ngb及びCgbの機能発現メカニズムの一端を解明することに成功した。
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