研究課題/領域番号 |
26860029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
奥田 知将 名城大学, 薬学部, 助教 (20513857)
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研究協力者 |
岡本 浩一 名城大学, 薬学部, 教授 (00308941)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 自己組織化ナノ粒子 / 吸入粉末剤 / 粒子設計 / sIRNA / 遺伝子治療 / 核酸デリバリー / 噴霧急速凍結乾燥法 / 中空多孔性微粒子 / siRNA / 多孔性微粒子 |
研究成果の概要 |
本研究では、噴霧急速凍結乾燥法による多孔性粉末微粒子化技術と自己組織化脂質ナノ粒子調製技術を組み合わせて、吸入後に肺内で沈着・溶解して自発的にsiRNA/脂質ナノ粒子を形成し、遺伝子発現抑制効果を発揮する革新的な吸入siRNA粉末剤の開発を目指した。カチオン性脂質・ポリエチレングリコール誘導体・賦形剤の組成最適化を通じて、優れた肺送達能とともに、水中で高遺伝子発現抑制活性/低細胞毒性のsiRNA/脂質ナノ粒子を形成する粉末微粒子の製造に成功した。この粉末微粒子は、肺内でのナノ粒子形成により、siRNAの滞留性ならびに安定性の向上を達成しつつ、肺内遺伝子発現抑制効果を示すことを明らかにした。
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