研究課題/領域番号 |
26860042
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
伊藤 友香 名古屋市立大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (40454326)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | TGF-β / TRB1 / がん / シグナル伝達 / TGFβ / TRBファミリータンパク質 |
研究成果の概要 |
TRB1はショウジョウバエTribblesのホ乳類でのオルソログである。TRB1はTRB2やTRB3と同様、キナーゼの基質結合ドメインをもっているが、ATP結合ドメインおよびキナーゼ活性化ドメインをもたないシュードキナーゼである。最近、TRB1ががんの進展に関与することが報告されているが、未だに十分には解明されていない。 本研究では、ある種のがん細胞株においてTRB1はTGF-βのシグナル伝達分子であるSmadのDNA結合を阻害することで、Smadの活性を抑制することを明らかにした。また、TRB1はSmadの活性依存的にTGF-βによってその発現が誘導されることを明らかにした。
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