• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

新規アルツハイマー病原因因子に対する薬剤スクリーニング法の開発とその有効性評価

研究課題

研究課題/領域番号 26860086
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 創薬化学
研究機関公益財団法人先端医療振興財団

研究代表者

西山 尚志  公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員 (30647011)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2014年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワードアルツハイマー病 / 薬剤スクリーニング / 発光検出系
研究実績の概要

アルツハイマー病の治療標的として、これまでに脳内アミロイド斑全てに大量に確認出来るAmyloid beta(Aβ)に着目した研究がなされてきた。しかしながら、Aβ自体よりも、Aβを基にした構造体がアルツハイマー病に大きく関与している事が明らかとなってきている。申請者は、Aβ由来の毒性集合体であるASPDに着目し、Aβとそのレセプターの結合を阻害する薬剤のスクリーニング系の開発を行った。
まずはスクリーニング系のSN比を高いものとするため、リガンドとして、セレンテラジンを基質とする強力な発光タンパクであるGaussia luciferase (Gluc)をASPDに付加する方法を開発した。レセプターとしては、当初はHEK293細胞に強制発現させ、これをレセプターとする予定であったが、当該レセプターの性質上、強制発現では機能しなかった為、ラットの生体脳海馬より直接抽出し、これを発光用ELISA plateに固相化する方法を開発した。
こうして開発した系を、すでにASPDとレセプターの結合阻害活性を持つことが判明しているペプチド(阻害ペプチド)を利用し、実際にスクリーニング系として機能するか確認したところ、阻害ペプチドを作用させた群において、明らかにGlucの発光が減少していた。
系の改善の余地は存在するが、以上を総括すると、Glucを利用した高感度なアルツハイマー病に対するスクリーニング系を開発することが出来た。

報告書

(1件)
  • 2014 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi