研究課題/領域番号 |
26860098
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
深見 達基 金沢大学, 薬学系, 准教授 (00532300)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 薬物代謝 / 加水分解酵素 / 薬物毒性 / アセブトロール / シトクロムP450 / 紅斑性狼瘡 |
研究成果の概要 |
加水分解反応が毒性発現に関与することが示唆されているものの、未だどの酵素により触媒されるか知られていない医薬品が存在する。本検討では2種の医薬品に注目し、加水分解酵素の同定及び毒性発現への関与を解析した。アセブトロールの副作用としてエリテマトーデスが知られている。ヒトにおいてアセブトロールはカルボキシルエステラーゼ2により効率的に加水分解され、その後にシトクロムP450 2C19により副作用を示す代謝物へ変換されることを明らかにした。ケトコナゾールは経口摂取時の副作用として肝障害が知られており、アリルアセタミドデアセチラーゼによる加水分解反応が毒性発現に重要なステップであることを明らかにした。
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