研究課題/領域番号 |
26860135
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 産業医科大学 (2015) 山口大学 (2014) |
研究代表者 |
國分 啓司 産業医科大学, 医学部, 助教 (00432740)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 男性更年期障害 / 芳香化酵素 / アンドロゲン / エストロゲン / エストロゲン受容体 / 扁桃体 / テストステロン / アロマテース / 性ステロイドホルモン |
研究成果の概要 |
脳の内側扁桃体核には、男性ホルモンであるテストステロンから女性ホルモンであるエストロゲンを作り出す芳香化酵素と、2種類のエストロゲン受容体(ERαとERβ)が発現している。したがって男性の脳は女性以上にエストロゲンの作用を受けていることが予想される。男性更年期のモデルとして雄ラットから精巣を摘出すると、ERαの量は増加した。精巣を摘出されたラットに、テストステロンやエストロゲンを投与するとERαは再び減少した。一方で、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンの投与は、ERαの量に影響を与えなかった。ERβの量は精巣摘出やホルモン投与の影響を受けず安定していた。
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