研究課題/領域番号 |
26860141
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
永田 健一 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 基礎科学特別研究員 (50587798)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | DINE / ECEL1 / 先天性関節拘縮症 / 運動神経 / 軸索分岐 / CRISPR/Cas9 / ノックインマウス / 軸索伸展 / 神経筋接合部 / 関節拘縮症 |
研究成果の概要 |
膜貫通型メタロプロテアーゼECEL1は遠位関節拘縮症(DA)の原因遺伝子として近年新たに同定された。他の原因遺伝子と異なり、ECEL1は神経細胞特異的に発現するため、神経因性の新規の発症機序が想定された。本研究では齧歯類のECEL1相同物であるDINEの欠損マウスで運動神経支配の形成過程を詳細に追跡した。DINE欠損運動神経では軸索分岐が著しく低下することが明らかとなった。さらに、これらの表現型は、DA患者で同定された変異を有するノックインマウスにおいても再現された。以上の結果より、ECEL1変異によるDAが運動神経の分岐異常により発症する可能性が示唆された。
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