研究課題/領域番号 |
26860153
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 福岡大学 (2015-2017) 生理学研究所 (2014) |
研究代表者 |
沼田 かお理 (佐藤かお理 / 沼田 かお理(佐藤かお理)) 福岡大学, 医学部, 特別研究員(RPD) (60614196)
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研究協力者 |
岡田 泰伸 京都府立医科大学, 医学部, 特任教授 (10025661)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | AVPニューロン / 低浸透圧 / タウリン / アストロサイト / イオンチャネル / 細胞容積 / バソプレシン / アニオンチャネル / 阻害剤 / バソプレシンニューロン |
研究成果の概要 |
ラット視索上核から採取したアストロサイトの初代培養細胞を用いて、低浸透圧条件下で分泌される物質を同定した結果、タウリンのほかに、グルタミン酸とアスパラギン酸も分泌していることを見出した。低浸透圧条件下でAVPニューロンにタウリン又はGABAを暴露すると、脱分極が起こるにもかかわらず自発的興奮は抑制された。タウリン暴露による膜電位と自発的興奮への影響は、GABAA受容体又はグリシン受容体の阻害剤では解除されたが、GABAB受容体の阻害剤では影響がなかった。これらの結果より、タウリンによる膜の脱分極や自発的興奮の抑制効果は、グリシン受容体とGABAA受容体を介して起こっていることが示唆された。
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