研究課題/領域番号 |
26860159
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 名古屋大学 (2015-2017) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
中村 佳子 名古屋大学, 医学系研究科, 助教 (60548543)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 発熱 / 摂食 / 代謝 / プロスタグランジン / 視床下部 / 体温調節 / 感染 |
研究成果の概要 |
感染時には、発熱が起こるとともに摂食不振や倦怠感など様々な中枢症状が発症するが、その神経科学的メカニズムは明らかではない。本研究では、感染時に産生される発熱メディエーターを受容する視索前野のプロスタグランジンEP3受容体発現ニューロンに着目し、このニューロン群特異的にレポーター遺伝子を発現させる技術を用いて、その軸索投射先を明らかにした。また、このニューロン群の活動の電気生理学的特性を解析した。その結果をもとに、感染時の食欲不振が延髄網様体を介するという新たな仮説を立てることができた。今後、この仮説を検証することで、感染時の中枢症状の解明を目指す
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