研究課題/領域番号 |
26860176
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
田代 圭太郎 大阪医科大学, 医学部, 講師 (20645527)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | キマーゼ / NASH / 非アルコール性脂肪肝炎 / SHRSP5/Dmcrラット / HFC食 / Chymase / TGF-β / MMP-9 / メカニズム / キマーゼ阻害薬 / 脂肪肝炎 / 肝線維化 |
研究成果の概要 |
脳卒中高血圧ラット(SHRSP5/Dmcrラット)に高脂質高コレステロール(HFC)食を与え非アルコール性脂肪肝炎(NASH)動物モデルを作成した。NASHにおけるキマーゼ阻害薬の効果をみると、肝体重比・脂肪沈着・線維化ともHFC食NASH群に比べキマーゼ阻害薬投薬群は有意に改善を認め、肝線維化に関連するTGFβ・MMP-9・collagenI/IIIの改善を認めた。また脂肪酸合成にかかわるSREBP1cがキマーゼ阻害薬投薬群で有意に低下していた。以上より、NASHラットモデルにおいてキマーゼ阻害薬の投与により肝線維化の予防および脂肪沈着の予防・治療効果を認めた。
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